収穫まで肥料を切らさないことが最大のポイント
セロリは、正式には「セルリー」と言います。
栽培の期間が長く、収穫まで肥料を切らさないことがポイントで、肥料を多く必要とする野菜です。
乾燥に弱いため、マルチ栽培がおすすめです。
セロリ(セルリー)栽培のポイント
セロリは株が大きくなって葉の面積が十分になると、葉柄に養分が蓄積します。
長い生育期間中、ひたすら栄養生長を続けるため、最後まで肥料を切らさないことが、よいセロリを育てる最大のポイントです。
根張りが悪くなると、大きな体を支えることができないうえ、吸肥力も落ち、病害虫の被害にも遭いやすくなります。
このために、種まき前の太陽熱養生処理を行うことが非常に重要になります。
セロリ(セルリー)のミネラル
カルシウムをしっかり効かせることで、病害虫に強い生育になります。
また、とくに意識したいのは、鉄とホウ素。
セルリーの大きな体を支える根が、深く、広く張るためには、鉄が欠かせません。
茎を白くするには?
お店で売られているセルリーは、茎の部分が白く柔らかいのが特徴。
実は普通に栽培したのでは、そのようなセルリーにはならず、濃い緑色で硬い食感に育ちます。
茎が白いセロリをつくるには、収穫の3〜4週間前に、ダンボールや袋などで周囲を囲い、光を遮ことで、簡単に栽培することが出来ます。