栽培期間は長いが初心者でも育てやすい
家庭菜園でぜひ挑戦したい野菜ですが、種を蒔いてから苗に育てるまでに1ヶ月半〜2ヶ月ほどかかるため、苗を購入して栽培するのが育てやすくおすすめです。
タマネギは、伸びてくる葉の一枚一枚が玉の鱗片につながっています。
生育初期から、葉の枚数をいかに早くとれるかが、品質のいい玉ねぎを多収穫する最大のポイントです。
タマネギ栽培のポイント
タマネギは一定の大きさ(9〜10mm以上)に育ったあと、12℃以下の低温に1ヶ月以上遭うと花芽が出来て、春にトウ立ちします。
そのため、冬を迎える前に苗を大きくしすぎないことが、良い玉を収穫する重要なポイントです
タマネギをよく育てるためには、初期から葉の枚数を多くとること。
初期の出葉スピードが早くできれば、鱗片に養分がしっかり蓄積され、貯蔵性の良いタマネギになります。
玉が肥大する時期にはチッソがだんだん切れるように
玉が肥大する時期には、チッソがだんだん切れてくるようにすること。
カラダの生長がゆっくりになり、栄養分が玉の充実に回ります。
玉ねぎのミネラル
タマネギはカルシウムを多めすると表皮が強くなり、病害虫に対する抵抗力がつきます。
タマネギの重要なミネラルの一つが硫黄(イオウ)。
タマネギの辛味、香りは、硫化アリルという成分で、硫黄を意識すると品質が良くなり、日持ちも良くなります。
硫黄は、硫酸カルシウムや硫酸マグネシム、硫酸鉄といった、水溶性のミネラル肥料に含まれています。
玉ねぎのレシピ(1m2あたり)【BLOF理論の資材】
追肥のレシピ(1m2あたり)【BLOF理論の資材】
※タマネギでは基本的に追肥は必要ありませんが、肥料分が流れやすい砂質土では、追肥が必要な場合もあります。
また、玉を大きくしたい場合は、収穫一ヶ月半前に追肥を行うことがありますが、病害虫の被害に遭いやすくなったり、日持ちが悪くなるデメリットもあるため注意が必要です。