深型のプランターで育てられる家庭菜園でも人気の野菜
ニンニクは、野菜の中では栽培期間がもっとも長く、植えてから収穫まで8ヶ月から9ヶ月。
栽培期間は長いものの、病害虫の心配が少なく、連作障害も出にくいため、初心者でも育てやすい野菜です。
ニンニク栽培のポイント
ニンニクの植えつけは9月下旬から10月中旬頃(中間地)。
秋に植えたニンニクは数枚の葉を出して冬を越し、春になると一気に葉を伸ばしはじめ、球を肥大させていきます。
タネ球の養分と、元肥のアミノ酸肥量で、冬前に根づくりを行いますが、元肥が多すぎると生育が進みすぎて、寒さで枯れてしまうので注意が必要です。
ニンニクの肥料
球が肥大する時期にダラダラとチッソが効いていると、二次生長により、小さな側球ができて品質を落とします。
玉を肥大させたい時には4月上旬までに追肥を行います。
追肥を行う場合でも、玉の肥大期にチッソ肥効がずれ込むと、病害虫を招きやすくなるため注意が必要です。
ニンニクのミネラル
ニンニクは薬効の高い野菜ですが、それはミネラルを豊富に含んでいることによります。
カルシウム、マグネシウムをはじめ、マンガン、鉄、亜鉛、銅、ホウ素など、各ミネラルを十分に効かせることが、品質の良いニンニクを栽培するポイントです。