ネギ坊主を出さないように肥効を維持すること
長ネギ栽培のポイント
白く長いネギを育てるには、30㎝以上掘って植えつけます。
ネギの成長は始めはゆっくりですが、葉が伸びだすと勢いがつきます。
ポイントは、ネギ坊主を出さないように肥効を維持すること。
チッソが切れて生長が止まると、体内の糖度がたかまって硬くなり、やがてトウ立ち(ネギ坊主ができる)するため、追肥で養分を補うようにします。
チッソが多いと病害虫が発生しやすくなる
追肥で肥効を切らさないことが必要ですが、炭水化物とのバランスを崩してしまうと、チッソ過剰になり、病気になりやすくなったり、溶けやすくなります。
そのため、チッソ追肥の際にはミネラルの追肥も意識するようにします。
長ネギのミネラル
ミネラル肥料はカルシウムを多めに効かせて表皮を硬くし、病気に対する抵抗力をつけておきます。
マグネシウムは水溶性を施肥し、初期から光合成力を高めるようにします。