ツルを支柱にからませて上に伸ばしていく
ヤマイモの種類には、ナガイモ、ツクネイモ、イチョウイモ、ジネンジョ(自然薯)があり、これらを総称して「ヤマイモ」と呼びます。
それぞれ栽培のポイント、施肥の考え方は同じです。
家庭菜園では、根があまり長くないツクネイモやイチョウイモ、短形タイプのジネンジョが栽培しやすくおすすめです。
ツルが旺盛に伸びるため、支柱に絡ませて、上に伸ばして育てます。
元肥は少なめに
初期には種イモの養分を使って生長し、その後、根が出来ると肥料養分の吸収が盛んになります。
肥料がたくさん必要になるのは、吸収根が出来て、葉が活発に茂るようになってから。
ナガイモ・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモは、追肥で養分を補給しながら育てていきますす。
ミネラルをしっかりと
ナガイモ・ジネンジョ(自然薯)・ヤマイモは、ミネラルの要求量が多い野菜です。
マグネシウム、カルシウムの他に、鉄、マンガン、亜鉛、銅、ホウ素といった微量要素も切らさないように注意します。
ミネラルがしっかり効くと、地上部の葉やイモの表皮が強くなり、病害虫の被害に遭いにくく、イモの味も良くなります。